MVと信頼

サカナクションの新曲「新宝島」のMVにハマってしまった男、森光司です。 ↑右側の男ですね。 

完全に「ドリフ大爆笑」なこのMV。
(セットのカラーリングや、ボックスからして、完全にドリフ大爆笑’80

MVの着眼点やセンスもさることながら、私が大いに気になるのは、このMVが制作された「過程」です。

(ここからは妄想のハナシです)

MVの企画会議があって、「どうする?どうする?」ってなって、

「そうだ!ドリフ大爆笑はどうですか?!」って発言が出て、

「おー!! それ面白いじゃーん!!」ってなる。

うーん、、、……反対意見とか出なかったのだろうか……

MVの制作にはおそらく巨額の費用がかかっているはずです。

セット制作、衣装制作、ダンサーの手配に振り付けのレッスン、カメラマン、照明、メイク、撮影場所の手配、撮影時のアゴアシ……まだまだあるはず。

そんな巨額の費用がかかるMVの制作内容を決める会議の中身とは、いかなるものなんでしょうか。

大いに気になります。

想像ですが、結構スピーディーに決まってそう。

なぜなら、これまでの実績と経験があるから。

サカナクションが昨日今日デビューしたポッと出ならば、そうはならないのでしょうが、

これまでの楽曲やMVの実績があるから、スタッフの間でもある程度の「計算」が立つのではないかと思います。

実績と経験……これは「信頼」という言葉に置き換えられるでしょう。

となると、あのサカナクションのドリフMVは、これまでの実績と経験、そしてスタッフ間での信頼の賜物と言っても過言ではないでしょう。

最終的にその産物が、私のような一般ユーザーの心を打つわけです。

「近しい人の支持を得ずして、どうして遠い人の支持を得られようか」

今日私が感じたのは、そんなことです。